生まれる前の計画

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このホームページのトップページにも書きましたが、私たち人間は、本来は神様によって作られ、天国で生活していますが、人格を向上させるためにシナリオを描いて、一時地上に生まれます、とお伝えしました。

では、どのようなことをシナリオに描いて来るんでしょうか?1つの映画を作るように、ある程度のあらすじを考えて、それに相応しいキャスティングをしてきます。誰と親子関係を結ぶ、誰と結婚する、どんなことを課題に人生を生きる、どんな職業に就く等、ある程度、大まかに決めてきます。これはほぼ全ての人が決めています。

だいたい50%くらい計画して、後の50%は生まれてから後の努力次第ということになっています

でも、殆どの人は計画を覚えてないですよね?崖から飛び降りるくらいのショックを受けて、前世等の記憶を消してくるようです。前世や天国の記憶が残っていたら、人間は霊的な存在であるということや神様がいることを信じられるのにと思われる方も多いと思います。そうなっていないのには、理由があります。

その記憶がたいていの場合、この世の人生で邪魔になるからです。例えばあなたが前世で、江戸時代のお姫様だったとします。身の回りのことを全て侍女がやってくれるような、いい身分だったのに、なんで今世はこんなに経済的に苦しいんだろう?とか、また、前世で戦や戦争によってたくさんの人を殺めたとします。罪の意識が残っていて、とてもつらいですよね?このように、前世の記憶が残っているのは、今世の人生にとってあまりいい影響がないので、消すことになっているようです。

ただ、人間が、本来は天国で生活している霊的な存在だということをすっかり忘れて、「人間はこの世限りの存在なんだ。死後の世界なんてない。神様もいない。」といって、好き勝手に自己中心的に生きると大変なことになるので、何千年か何百年か毎に神様が肉体を持ち、人間が正しい生き方ができるように教えを説かれています。それがイエス様だったり、お釈迦様だったり、もっと過去にはいっぱいいるようです。

ところで、人間は霊的存在と書きました。ちょっと怪しい響きに聞こえるかもしれませんが、人間の本質は心です。あなたが心で思っていることが、あなた自身なんですよ。霊的存在イコール、魂イコール、心といえばわかりやすいでしょうか?あなたのお母さんが妊娠して、3か月くらいの頃に、天国からスーッとあなたの魂(心)がお母さんのお腹に宿ります。そして生まれて、数十年の人生を生きますが、「死」を迎えると、肉体を脱ぎ捨て、魂(心)があの世へと帰っていきます。

肉体はなくなりますが、魂(心)はなくなりません。「死」を迎えると、昔から言われているように「三途の川」を渡って、人生の精算が行われます。それぞれ、みんな人生計画をして地上に生まれますが、実際の人生では、どうだったか、計画通り課題をこなし、たくさんの魂の糧を得て人格が向上したか等、判定されます。それによって、天国に行く人と地獄に行く人に分かれます。

生きている間、波乱の人生だったとしても、それは課題が多かったことを意味し、その課題をちゃんと受け入れて、乗り越えてき方は、かなり実力がついています。苦難、困難と思われたことは、実は自分自身が生まれる前に計画した課題だったということはよくあります。

「この親じゃなかったらよかったのに・・」「こんな病弱な体じゃなかったらよかったのに・・」「もっと美人だったらよかったのに」「生まれたのが日本じゃなかったらよかったのに・・」といろいろ不足を思ったりしますが、殆どの場合、自分自身で選んでいます。それは自分が「人格向上のために今回はこういう課題に取り組みます」とシナリオを書いて、キャスティングした結果なので、誰に文句を言うこともできません。

生きている時は、なかなかわかりませんが、あの世に帰れば全てが明らかになります。

実際に苦難・困難の渦中にあるときは苦しいし、逃げたいですよね?でも自分に降りかかる様々な苦難・困難は、自分を磨く砥石を与えられたのだと思って、前向きに取り組みたいですね。忍耐力や包容力がつき、また器も広がっていきます。

私も現在進行形で、いろんな課題に取り組んでいます。そんなに簡単ではないこともよく分かっています。でも、今世でしかできない課題に取り組んで、少しでも実力をつけたいと思います。これこそがこの世とあの世を貫く本物の幸せだと思っています。(*^^*)

縁ある皆さんが、本物の幸せをつかむことを心より、祈念しております。(*^^*)